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2026/08/19院長ブログ
妊娠と歯科~お母さんのお口と、お腹の赤ちゃんの歯のために知っておきたいこと~
こんにちは!
ジャスミン歯科クリニック 歯科衛生士の岩切美奈です。

今回は、妊娠中の患者さまからもご質問をいただくことの多い"妊娠と歯科"についてお話ししたいと思います。


「妊娠中は歯医者さんに行っても大丈夫?」 
「レントゲンや麻酔は赤ちゃんに影響しない?」 
「妊娠中は歯が悪くなりやすいって本当?」

妊娠すると、これまで気にしていなかったことも心配になりますよね。

実は、お腹の赤ちゃんの歯は、皆さんが思っているよりもずっと早い時期から作られ始めています。


お腹の赤ちゃんの歯は、いつからできる?

乳歯の 歯の芽(歯胚) は、なんと妊娠7週頃から作られ始めます。
さらに、乳歯は妊娠4か月頃から少しずつ硬くなっていく石灰化が始まり、永久歯も妊娠4か月頃には作られ始めます。

つまり、お腹の中にいる時から、赤ちゃんの歯の成長は始まっているのです。

では、赤ちゃんの歯を丈夫にするためには、妊娠中に何を食べればいいのでしょうか?

「カルシウムをたくさん摂らなくては!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
もちろんカルシウムも大切ですが、歯はカルシウムだけでできているわけではありません。
タンパク質、リン、ビタミンA・C・Dなど、さまざまな栄養素が歯の形成に関わっています。

そのため、特定の食品だけをたくさん摂るのではなく、バランスの良い食事を心がけることが大切です。 
(公益社団法人 日本小児歯科学会より⁠)


妊娠中に飲んだ薬が、赤ちゃんの歯に影響することも?

実は、妊娠中に使用する薬の中には、胎児の歯の形成に影響を与える可能性があるものがあります。

代表的なものが「テトラサイクリン系抗菌薬」です。

この薬は胎盤を通過して胎児の体内に入り、歯の形成・石灰化の時期に歯の組織に取り込まれることで、将来生えてくる歯の着色(グレーの様になります)につながることがあります。

ただし、妊娠中に薬を飲んだら必ず赤ちゃんの歯に影響する、ということではありません。

妊娠中のお薬は、歯への影響だけでなく、お母さんと赤ちゃんへの影響を総合的に考えて使用する必要があります。
自己判断で薬を中止したり、逆に我慢してしまったりせず、必要な場合は産婦人科や歯科医師に相談しましょう。


妊娠中は、お母さんのお口にも変化が起こります

妊娠するとホルモンバランスが大きく変化します。

さらに、つわりによる吐き気で歯みがきがしづらくなったり、何か食べていないと気持ち悪い為ダラダラ食べが起こりやすくなったり、妊娠中はむし歯や歯ぐきの炎症が起こりやすくなります。

特に注意したいのが歯肉炎です。

「歯みがきすると血が出るけれど、妊娠中だから仕方ない」
と思って、そのままにしていませんか?

妊娠中の歯ぐきの変化は珍しいことではありませんが、だからといって放置してよいわけではありません。
歯ぐきの腫れや出血が続く場合は、歯科医院で一度チェックしてもらいましょう。


妊娠中の歯科受診はいつ頃がおすすめ?

「妊娠したら歯医者さんに行ってはいけないのでは?」
と思われる方もいらっしゃいますが、妊娠中でも必要な歯科治療を受けることはできます。

特に、つわりが落ち着いてくる妊娠4〜5か月頃(妊娠中期)は、体調が比較的安定しやすいため、妊婦歯科健診や必要な治療を受けるのに適した時期とされています。
 (厚生労働省より⁠)

もちろん、痛みや腫れなど気になる症状がある場合は、時期にかかわらずご相談ください。
「妊娠中だから」と我慢してしまうよりも、早めに歯科医院へ相談することが大切です。


レントゲンや麻酔は赤ちゃんに影響しないの?

妊娠中の歯科治療で、特に心配されることが多いのがレントゲンや麻酔です。

歯科で使用するレントゲンは、撮影部位がお腹から離れており、放射線量もごくわずかです。
ですが、当院では念のためレントゲン撮影を極力行わないようにさせていただいております。

また、歯科治療で使用する局所麻酔も、妊娠中に必要な場合は適切に使用することができます。

ただし、妊娠の経過や体調は一人ひとり異なります。

受診の際には、母子健康手帳をお持ちいただき、妊娠週数や産婦人科から受けている注意事項などをお伝えください。
不安なことがあれば、遠慮なくスタッフにお話しくださいね。
 (厚生労働省⁠より)


ジャスミン歯科クリニックでは、妊婦さんにも安心して受診していただけるように配慮しています

妊娠中は、体調が日によって変わることもあります。

当院では、妊婦さんの体調や妊娠週数を確認しながら、無理のない姿勢や治療時間に配慮して診療を行っています。

「今日はちょっと気分が悪い」
「仰向けになるのがつらい」
「長時間の治療が不安」
など、どんな小さなことでも遠慮なくお伝えください。

お母さんが安心して妊娠生活を過ごし、出産後も親子で健康なお口を育てていけるように。

ジャスミン歯科クリニックでは、妊娠中から産後まで、皆さまのお口の健康をサポートしていきます。



ジャスミン歯科クリニック
〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101
TEL:043-204-5648

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2026/08/04院長ブログ
つめもの・かぶせものが外れる! その寿命と原因は?

 

こんにちは。院長の丸山です。
8月はエアコンが最も活躍する季節です。

 

毎日使っていると、
つい「まだまだ大丈夫」と思いがちですが、
実際には内部で少しずつ劣化が進み、
10年程度で寿命が来るといわれています。

 

これはお口の中のつめもの・かぶせものも同じで、
長く使い続けるにつれて、
見た目では気づきにくい劣化や環境の変化が
少しずつ積み重なっていきます。

 

 

 

 

◆つめもの・かぶせものは
 「一生もの」じゃない?

 

つめもの・かぶせもの(修復物)の治療を終えると、
「これで完治したから大丈夫」
と思われがちですが、
実はこれらの修復物にも寿命があります。

 

はじめは歯にぴったりと合っていた修復物も、
お口の中という過酷な環境で毎日使い続けるうちに、
少しずつ劣化が進んでいくのは避けられません。

 

 

 

修復物の素材や噛みぐせ、
お口のケア状況にもよりますが、
ある調査では、保険診療で作られた修復物は
おおよそ7年から10年程度が
作り替えのひとつの目安、
という見解が示されています。

 

 

 

 

◆つめもの・かぶせものが外れる主な原因

 

つめもの・かぶせものが外れる原因として、
主に次の3つが挙げられます。

 

1.接着力が弱くなる
歯と修復物をつなぐ接着剤(セメント)は、
噛む力やだ液にさらされて
少しずつ劣化していきます。

 

これにより、歯と修復物の間に
わずかなすき間が生じることがあります。

 

このすき間が広がることで
固定する力が弱まり、
ふとした拍子に外れてしまうことも。

 

 

 

硬い、あるいは粘着性の強い食べものには
注意が必要です。

 

2.修復物の下の「二次むし歯」
修復物と歯のわずかなすき間から細菌が入り込み、
修復物の下でむし歯ができることがあります。
これを「二次むし歯」といいます。

 

このむし歯が進行すると、
修復物を支えている歯が弱くなり、
やがて外れる原因になることがあります。

 

3.歯ぎしり・食いしばりによる強い力
睡眠中の歯ぎしり
無意識の食いしばりも原因の1つです。

 

歯や修復物に強い力が繰り返し加わることで、
修復物が外れたり欠けたりします。

 

 

 

 

◆「取れたまま放置」はNG!
 早めに歯科医院へ

 

つめものやかぶせものが外れても、
痛みがないと通院をつい後回しにしがちです。

 

しかし、つめもの・かぶせものが外れると、
本来守られていた歯がむき出しの状態に。

 

この部分は歯質が弱く、
むし歯になりやすいため、
むし歯が進行したり、
歯が欠けてかみ合わせが崩れたりするおそれがあります。

 

このとき、外れた修復物は、
そのまま付け直せる場合もあるため、
捨てずに保管し、受診時にお持ちください。

 

 

 

 

また、修復物の劣化は、
ご自身では気づきにくいことも
少なくありません。

 

大きなトラブルを防ぐためにも
定期的に歯科を受診し、
修復物の状態を確認しておきましょう。

 

 

ジャスミン歯科クリニック
〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101
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